[UPDATE] Amazon RDS で IBM Db2 がサポートされました #AWSreInvent
こんにちは、菊池です。
AWSのカンファレンス、AWS re:Invent 2023に参加しています。今年はキーノートの前から大量のアップデートがきてますね。その中から、今回紹介するのはこちらです。
Amazon RDS for Db2ということで、IBMのRDBエンジンであるDb2がRDSで利用可能になりました。
Amazon RDS for Db2
- ライセンスはBYOLのみ
- 以下の2つのエディションが選択可能
- IBM Db2 Standard
- IBM Db2 Advanced
- エンジンバージョンは11.5.9.0
これまでのRDSと同様に、自動/手動のバックアップやリカバリ、マルチAZ構成による冗長化がサポートされるようです。
すでにマネジメントコンソールから利用可能になっており、東京リージョンでも起動可能です。
Amazon RDS for Db2の利用料金は以下にて公開されています。
RDS for Oracleと比較すると、同一インスタンスサイズで若干Db2の方が高額になっているようです。東京リージョン、BYOL、シングルAZのdb.t3.smallで以下のような時間単価です。ベースとするOSの利用費に差があるのかもしれません。
- Db2:$0.056
- Oracle:$0.052
最後に
Amazon RDSのサポートするDBエンジンに IBM Db2が追加されました。これまで、Db2をAWSで利用するにはEC2にインストールする必要がありましたが、マネージドサービスであるRDSで利用可能なシーンがさらに広がります。